2005年10月26日

公共職業訓練で基本手当を延長

公共職業訓練は、基本手当を受けている途中でも受講することができますが、ここに一つ、お得なポイントがあります。

基本手当給付中に公共職業訓練等を受講した場合、訓練が終了する日まで引き続き基本手当が支給されるため、所定の日数よりも長期間給付を受けられる場合が多々あります。更に、訓練受講に要する費用として受講手当・通所手当等が支給されます。

例えば、本来は90日しか支給されない場合でも、6ヶ月の職業訓練を受けることになった場合は、その訓練が終わるまで継続して手当が支給されるのです。

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公共職業訓練

公共職業訓練とは、ハローワークで求職を申し込みした方を対象に、再就職を支援することを目的として設置された職業訓練学校です。以前は溶接や塗装といった技術に関した訓練が多かったのですが、最近はOA関連や資格取得の講座もあります。受講費は無料です。

この訓練の受講指示は、原則として所定給付日数内の支給残日数が一定以上ある時点で行うこととされています、実際には、ハローワークで行う職業相談の際に受講の希望を申し出、それが認められれば通うことができるようになります。

受講できるかどうかの指示は公共職業安定所長に任されています。各地で多少運用が異なることはありますが、支給算日数や年齢、離職理由等が考慮される場合もあるようです。

開講の時期・定員は予め決まっていますし、パソコンや簿記等の人気のある講座は競争率が激しいので、受けたい人が全員受けられるとは限りません。公共職業訓練についての情報はハローワークに掲示されていますので、受講したい場合はできるだけ早めに確認&相談しておいた方がよいでしょう。

ちなみに、この公共職業訓練は他の都道府県の訓練を受けることもできます。職探しも兼ねて他の職安に足を運んでみるのもいいかもしれません。

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