インターネットでよく目にする「クレジットカードのショッピング枠を現金化」の文字。広告等で見たことのある方は多いのではないでしょうか。
これはその名の通り、クレジットカードのショッピング枠を利用してお金を借りるようなシステムです。
通常、クレジットカードには元からキャッシング枠が付いています。キャッシング枠を使い切るとそれ以上お金を借りることはできませんが、キャッシング枠が一杯でもショッピング枠が残っていればカードで買い物はできます。
それで金券等のモノを買って売るなどして換金してしまえば、結果的に現金を手にすることができます。
ショッピング枠が現金になる?
「クレジットカードのショッピング枠を現金化」の多くは、ショッピング枠で買い物をさせ、その後キャッシュバックを行うことで現金化を行っています。中には売った商品を買い戻すことで現金化する業者もいます。
結果、消費者はクレジットカードの枠を使って現金を手に入れることになります。ショッピング枠が現金になるということです。
しかし当然のことながら、カードで買った分は後で返済することになりますから、実質的にはお金を借りているのと同様です。
お金を借りると言えば、本来それを業として行っているのは消費者金融。消費者金融の金利は20%弱が一般ですが、「ショッピング枠を現金化」では90%といった高キャッシュバック率を前面に出し、消費者金融より金利が安いということをアピールしようとしています。
90%のキャッシュバック率であれば、100万円の枠を使って90万円のキャッシュバックを得ることになります。これだけだと一見「利息は10%?」に見えます。
しかし、本当にそうなのでしょうか。何か問題点はないのでしょうか。どこか引っかかります。
そこで、このサイトでは「クレジットカードのショッピング枠を現金化する商法」にスポットを当て、その仕組みや問題点を解説していきます。
「やはり、そこには落とし穴が!」